蒼天航路 1巻
- whong1203
- 2015年8月6日
- 読了時間: 2分

およそ2000年前の、世にしおう「三国志」の巨大な物語。
この群雄割拠、天下平定が望まれる時代に、歴史は3人の男を世に送った。
生まれは、蓆織りの男と、将軍の息子と、宦官の孫。
のちに、蜀の劉備、呉の孫権、魏の曹操と呼ばれる。
主人公は、劉備ではなく、魏の初代帝王・曹操。
”乱世の奸雄”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操。
だが、その破格な生き方は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。
この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」であり、曹操の幼年期からはじまり、曹操の死をもって終わる。
<1巻の名言・名シーン>
・「蒼天航路」
太古より、天は凄いものだと言われてきている。
しかし、われわれ凡人にはあまりピンとこない。よくわからないのだ。
が、指が凄いことはよくわかる。
めしを口に持ってゆくのは指だ。
美しいものに触りたい欲求を叶えてくれるのも指だ。
美しい女人の涙をぬぐってやれるのも指だ。
指は穀物や果実や大魚を掴むことができる。
珍品・宝石・財宝の類もその指に握りしめ飾り立てることができる。
それだけではない。

・「少年曹操」
我、黙すことならず。
人を脅し殺すを商いにする者あやむるにはばからず。
天も我も許さじ。

・「天は我と共にあり」
俺には天がついている。

・「馬上問答」

・「アモーレ」

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